4合資会社 会津錦
喜多方市高郷町西羽賀2524
電話:0241‐44‐2144

合資会社会津錦は、明治初年より酒造業を営んでいる。
それ以前から酒造りをしていたものの、江戸時代の大火によって一切の記録がなくなってしまったのだという。現在の 「会津錦」という社名は、昭和42年に社名変更してからのものである。また、当初は「吉乃川」や、地元の地名を冠した「羽賀泉」という銘柄を用いていた が、地元だけでなく広く多くの人に飲んでもらいたい!という思いから「会津錦」の名を使うようになったようだ。

2平成12年に就任した社長の斎藤正孝氏は明治時代から数えて五代目、杜氏を務める専務の孝典氏と数年前から新たな酒造りに挑戦している。 それまでの杜氏のもとで専務が修行を積み、3年目には専務が中心となった造りに挑んだ。さらに蔵人のほとんどを交代し20代中心の若い世代にまかせること にした。

この交代が功を奏した。孝典氏を中心とする若い世代の酒造りは基本を大切に、手を抜くことなく真面目な造りに徹した。さらに、スタッフの切り替えに合わせて酵母もすべて切り替え、まったく新しい「会津錦」となった。

3そんな新しい「会津錦」の注目商品が無濾過生原酒「こでらんに」だ。高郷村の農家に生産を依頼した「チヨニシキ」を使用し、おり引きと濾過をせず、まった く手を加えず生のまま瓶詰めしたもの。深みのある旨味と口当たりの良さが後を引く。「こでらんに」とは、会津地方の方言で「こたえられない、たまらない」 の意。現在、喜多方市と市町村合併して高郷町になり、それにともない高郷の農家さんに生産を依頼しておらず、現在の原料米は全て喜多方産チヨニシキとなっ ている。

また、あわせてチヨニシキを用いた無濾過生原酒「さすけね」(「さしつかえない、かまわない」の意)、無濾過の生酒を瓶詰め後加熱 した無濾過純米生貯蔵酒「なじょすんべ」(「どうしよう」の意)も発売、それぞれネーミングのおもしろさと、その特徴ある味わいとで、人気となっている。